Webを活用した印刷業界の採用強化とは?

Webを活用した印刷業界の採用強化とは?

目次

Web上で求人募集をかけても、中々いい人材が集まらず、人手不足が解消されないことありませんか?

今、採用活動を行う企業にとっても仕事を探す人にとっても、Webの活用が浸透しています。印刷業界にとっても、優秀な人材を採用するためには情報を幅広く発信できる求人ページの制作が不可欠です。

ただ、Webを通じた採用活動を行っているものの、思うように人材が集まらず、求人コストに見合った効果が得られていないという課題を抱えている企業もあります。または、人材を採用したにも関わらず、入社後のミスマッチから人が離れていってしまうケースも少なくありません。

Webの活用が人材不足解消につながらないという悩みを抱えている印刷会社が多いのが現状です。

では、なぜ印刷会社に人材が集まらないのはなぜなのでしょうか。それには、次のような理由が考えられます。

オフセットを使った工場勤務のネガティブイメージ

ひとつめの原因は、求職者が持つ印刷会社の職場環境に対するイメージにあります。印刷業界は紙以外のメディアの活用へと事業の幅が広がっていますが、その一方で求職者が思うイメージは、オフセット印刷の仕事が多く、古い慣習が残る厳しく地味な仕事というイメージを持っている人もいるのが現状です。

こういったネガティブなイメージから、応募を控えるというケースも考えられます。

ただ、最近の印刷会社ではデジタル印刷機を導入している工場が増えており、オフィスワークのような清潔な環境で仕事ができる印刷現場も多いですが、その職場環境について求人サイトで正しく伝えることができていないため、求職者の誤解が生まれています。

印刷会社はルーティーンワークで面白くないという思い込み

ふたつめの原因として、印刷会社の仕事は、同じものを毎日刷るだけという地味なルーティーンワークで、変化や面白さがないと考えている人もいます。印刷会社は紙に印刷をするだけという思い込みと、今後、紙の印刷物の需要が落ちているという情報から、将来性を懸念されてしまうことも。安定した仕事として選ばれにくく敬遠されていることも、採用がうまくいかない理由のひとつです。

印刷会社はルーティーンワークで面白くないという思い込み

そこで次からは、印刷業界のネガティブなイメージを払拭し、さらに求職者に「印刷会社って面白そう」「こんな印刷会社で仕事してみたい」と感じさせる、Webの活用方法をご紹介します。

【解決策①】 自社サイトを活用し、人手不足を解決しよう

一般的に求職者が応募をする判断要素となるのは、会社のホームページや求人ページに掲載されている情報。そのため、自社サイトに求職者が知りたい情報が掲載されていることが、採用活動を成功させるポイントといえます。

つまり、会社ホームページを活用して採用情報を発信することが大切なのです。自社の持つメディアをベースに、情報の内容や見せ方を工夫して掲載することで、応募者が集まりやすくなります。また、若い世代やデジタルリテラシーの高い人材に対して情報を発信するためにも、スマートフォンサイトなどのデジタルコンテンツへの対応も欠かせません。

また、応募時と採用後のギャップを減らすことも、サイト作りで意識すべきポイントです。入社した社員に、満足度が高いまま働いてもらうためにも、自社の採用サイトには、「募集要項」など基本情報の理解を深めるコンテンツだけでなく、働き方や仕事内容が具体的にイメージし、働きたい会社と思ってもらえるための「共感」を得るコンテンツを豊富に盛り込みましょう。

さらに、応募者は時間や場所を選ばずWebサイトへアクセスするため、モバイル対応も必須です。携帯端末でも情報をチェックしやすい、スマートフォンサイトへの対応を進めましょう。スマートフォンを使い慣れた若い世代は、少しでも見づらさを感じると離脱してしまうため、使いやすいサイト作りには特に注意が必要です。

ここからは採用サイト内にどのようなコンテンツを作成すればよいか見ていきましょう。

【解決策①】自社サイトを活用し、人手不足を解決しよう

【解決策②】 サイト内に印刷会社の職場環境に関するネガティブイメージを払拭するコンテンツを作ろう

自社採用サイトでできるのは、会社の理念や、自社に求められる人材像を詳しく紹介すること。さらに、「印刷会社=刷り屋」「印刷会社=大変そう」という従来のイメージとは異なる働きやすい職場環境を伝えることで、優秀な人材獲得を目指すことができます

採用サイトで、そこで、デジタル印刷機に関する作業内容や働く環境をわかりやすく伝えるコンテンツを発信しましょう。
デジタル印刷機はオフセット印刷機のような廃棄物も少ない印刷手法なので、清潔なオフィス環境で仕事ができる現場も多く、このような職場環境の現状を求職者に伝えることで旧来の印刷会社のイメージを刷新できます。

働き方の現状を伝える方法として有効なのが、VRコンテンツを用いたバーチャルオフィス見学です。Webサイトに、360度画像を用いたVRコンテンツを掲載することで、求職者が実際の職場環境をよりリアルに体感できます。入社後に自らが働く姿を、具体的にイメージしてもらうことが可能です。

360度画像を使ったバーチャルオフィス見学コンテンツの活用イメージは、次の通りです。

RICOHの印刷工場のバーチャルオフィス見学はこちら
https://www.ricoh.co.jp/pp/cec/corner/

RICOHオフィスのバーチャル見学はこちら
https://www.ricoh.co.jp/sales/liveoffice/

【解決策③】 サイト内にこれからの印刷会社の仕事についてアピールするコンテンツを作ろう

これからの印刷会社には、ただ「刷る作業」ができる人ではなく、コンテンツの提案力やデジタルとの連携施策のノウハウを持った人材が求められているということを採用サイトで発信していきましょう。

実際に一部の印刷会社では、クライアントの企画の立案から携わり、印刷物に限らない顧客の課題解決に深く入り込むことで、クライアントパートナー企業となり、印刷ビジネスの幅を広げています。

そのために有効なのが、印刷会社は企画提案力が求められるクリエイティブな職場であることを伝えるコンテンツです。

たとえば、

  • 「事例紹介」コーナーで、印刷会社のコンテンツ制作力を活かした企画提案で、受注を獲得した事例を載せる
  • 「会社のビジョン」として、会社が目指す3年後~5年後の姿を具体的に語り、印刷会社の将来像として企画提案力が求められるクリエイティブな人材が必要であることを発信
  • 「先輩社員の声」コーナーで、実際の社員の写真やインタビュー、1日の仕事の流れといった情報紹介し、「刷る作業」だけではないことを伝える

上記のようなコンテンツを発信することで印刷会社の幅広い事業内容を伝え、求職者に働いてみたいとおもってもらえるように工夫をすることが大切です。

まとめ

自社採用サイトは、印刷会社の旧来のイメージを覆し、働く人にとっても魅力的な場所であることを伝えることができるメディアです。サイトの作り方や内容次第で、これまで印刷業界に縁がないと思っていた若手世代や他業種で働く人に、印刷会社で自分の持っているスキルや経験を活かして活躍できると感じてもらうことができるのです。

求職者が、印刷会社の実態や仕事内容をより深く理解し、さらに、自分が働く姿を具体的にイメージできるような体験コンテンツを盛り込むことが、これからの印刷会社の求人活動には求められています。

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