業務効率化
2020/01/17
残業減少・出力量増加で生産性が10~20%向上! ワークフロー連携による自動化で人的ミスも激減!
株式会社 栄光
課題に感じていたこと
株式会社 栄光様での1日当たりの件数は100~300件で増える傾向にあります。大ロットでも小ロットでも作業量は変わらないため、多品種・小ロットの件数が増えれば、受注単価が下がる一方で工数とコストが増加していました。
このジレンマを解消するため、ワークフローシステム『EQUIOS®』(SCREENグラフィックソリューションズ製)を導入。面付けなどの製版作業は、人手を介さずに処理する生産体制を構築することができました。
しかし、用紙トレイ、スクリーン、濃度、スペシャルカラーなどの設定は従来のまま人的作業が多く、ヒューマンエラーが残り続けていました。
そこで、ラインの一元化に向けて導入したのがリコーの『TotalFlow プリントサーバー R-61A』でした。
改善方法
TotalFlow プリントサーバーはEQUIOS®をはじめ、各ワークフローシステムメーカーからRICOH Proに直接出力指示をかけることができるプリンターコントローラーです。同社ではTotalFlow プリントサーバーによりオフセット印刷とPODプリプレス工程を統合しました。
受注したデータをEQUIOS®が出力形態やサイズ、ページ数に応じて自動で製版処理。RICOH Proで印刷する場合、製版処理されたRIPデータが、本社から工場に設置したTotalFlow プリントサーバーに送られ、現場ではオペレーターが出力を指示するだけで印刷できるようになりました。
改善による効果
以前はアクション回数が多く、ヒューマンエラーが発生しやすい状況でしたが、EQUIOS®との連携による一元化で、選択の間違えやジョブの取り違えが減少しました。
繁忙期の残業は減ったにも関わらず出力量は増加。10~20%の効率化を実感されています。