≪創注とDXの共創≫
RICOH Printing Innovation Centerのご紹介・来場申込フォーム
リコージャパンでは、本社事業所(東京都港区芝)12階に2つのイノベーションセンターを設立。そのうちの1つが今回ご紹介する、『RICOH Printing Innovation Center(リコープリンティングイノベーションセンター)』。
2024年12月に田町より移転し、リニューアルオープン。
『RICOH Printing Innovation Center』(以下PIC)では、印刷会社の皆様と経営課題を共有しながらデジタルの力を使って共に解決していく場が大切であるという考えの元、今までの“デジタル印刷機をご紹介するショールーム”というだけでなく、更に進化させ、今回は、印刷会社の皆様と“共創で解決していく場”としています。
今回Print Compass編集部が見どころをチェックしてまいりました。ご紹介させていただきます。
また、本ページからご来場予約が可能です。
エントランスの右横、こちらがPICの入口です。
1. CROSS PLACE ~コンセプトに込めた想い~
まず、新たにOPENしたPICが、今までと一線を画すのは、人と技術を結ぶ場所『CROSS PLACE』というコンセプト。
フロア中央に描いた『交差点』をイメージしたサークルのデザインから各ゾーンに矢印を伸ばし、各ゾーンでご紹介するアイディアからお客様と価値共創することを目指しています。
最新のプリンティング技術とDXを「見る」「知る」「試す」という3つの柱で、お客様のビジネスに役立つ情報やヒントを共に考え、創出する場所となっています。
PICに入ってすぐ皆様の目に飛び込んでくるのが、床面に大きく描かれた道路標識のような『CROSS PLACE』のデザイン↑
このようなコンセプトの中、新設された3つのエリアを以下でご案内します。
2. 商材アイディアのゾーン ~お客様と共に創り上げる『創注』~
リニューアルしたPICは、従来の『マシン中心』ではなく『お客様にご提供できる価値』を中心に紹介できるよう展示レイアウトされています。このゾーンでは、お客様のビジネス拡大=『創注』に繋がるイメージが膨らむような、商材アイディア、お客様の事例を展示。
「自社だけで考えても中々いいアイディアが出てこない」という課題をお持ちのお客様は、一度PICに足をお運び頂き、様々な商材アイディアに触れてみてはいかがでしょうか?
商材アイディアについては、例えば、オリジナルの酒瓶ラベル。
業種は酒蔵、ワイナリーをはじめ、ギフト関連業や、最近ではネット通販業等でもよく利用されています。ゴールド・シルバーのトナーを活用した、記念日の思い出に残るオンリーワンの特別なラベルなど、活用シーンをイメージできるサンプルになっているので、クライアントにどういう提案を持っていこうか、というイメージを膨らませる事ができるのではないでしょうか。
他にも、オリジナルの御朱印のようなグッズは「『ネオンピンクトナー』を使うと、朱赤のリアルな鮮やかさが再現できる。」という声から生まれた商材アイディア。
御朱印集めは、今や定番の趣味となっており、最近では色彩豊かなものも増えています。各地の神社寺院がオリジナルの鮮やかな御朱印を用意したり、個人の方がオリジナルキャラクターを御朱印風のグッズにしたりと様々な印刷ニーズが生まれている昨今、印刷会社様の創注のタネとしても、検討できるのではないでしょうか?
↓特色トナーを活用した商材アイディアは是非こちらもチェック!↓
⇒特色トナー商材アイディア集Ver1.0
また、デジタル印刷機と後加工機を連携したビジネス商材についても紹介されています。
例えば、後加工機である自動給紙型抜き機の『AeroDieCut』(株式会社ウチダテクノ)を使用し『RICOH Pro C7500』で出力した用紙を型抜き加工して作成された、ペンシルケース型のサンプル。
実はこちら、本ショールームにご来場いただいたお客様へのノベルティ入れとして開発したとの事。デジタル印刷機の、パッケージなどにも使用できる厚手の用紙に印刷できる強みと、ダイカッターのスピーディーな加工の特徴を組み合わせて、小ロット短納期のオリジナルグッズ制作も実現できそうです。
ちなみにこのAeroDieCutですが、伝統的なプラテンダイを活用した小回りの効くダイカッターで「パッケージ・缶バッジ・うちわなど、様々なデザインがあるけれど、型がある程度決まっている」という小ロット印刷ビジネスにうってつけの加工機となっており、デジタル印刷機との相性が抜群です。特別感ある商材等、検討できるのではないでしょうか?
↓AeroDieCut
AeroDieCut×RICOHProC7500ネオンピンクを使用し作成したペンシルケース↑
↓移転前から大人気の缶バッジコーナーも、移転後装い新たに。
実は、デジタル印刷機×推し活ニーズで、缶バッジの需要も非常に伸びています。アイドルやご当地キャラクターから名産品まで、あらゆるものが“推し”の対象としてグッズ化が進んでおりますので、ご来場された印刷会社様が新たなビジネス展開として関心を持たれることも多いようです。
また、最近では“ニュー(NEW)”と“レトロ(RETRO)”が融合された“ニュートロ”スタイルというのがファッション業界でも流行の兆し。そのような点からも“レトロ(RETRO)”要素として缶バッジをトラックジャケットやベストにたくさん着けるなど、缶バッジのニーズは高まっている様です。色々な服飾メーカーの缶バッジなど、これからも多く出てきそうですね。ファッション関連のグッズを取り扱う会社様へのご提案もできるかもしれません。
↓缶バッジビジネスを考えたい方はこちらもチェック↓
⇒すぐに始められるトレンドビジネス!デジタル印刷機で缶バッジ制作始めませんか?
3. DX体感ゾーン ~印刷会社様それぞれのお悩みに特化した解決策、DXアイディアを体感~
DXを進めましょう!とよく言われるけど、壮大な話に聞こえて尻込みしてしまう、という方も多いのではないでしょうか?「大がかりな設備投資はちょっと・・・」「そもそも何から始めればいいのだろう・・・」というお悩みに答える形になっているのが、こちらのDX体感ゾーンです。『DXについて、大きく捉えすぎず、小さな目の前の業務改善から始めるのが近道』というメッセージの元、様々なソリューションをチェックできるようになっています。
↑こんな課題あるかも・・・というのが一目でわかるボードもご用意しています。
例えばプレス作業の印刷指示に関するお悩みをお持ちの場合は『作業負荷』や『人的ミス』を解消するためのソリューションツール『リコージョブ送信ロボ(RICOH JobSubmit Robo)』をご紹介。『リコージョブ送信ロボ』とは、印刷指示書のCSVデータを読んで、印刷サーバーに自動でジョブを送信するRPAプログラム。印刷指示書からの転記ミスで大量の印刷ミスが発生し再印刷に時間も費用も掛かってしまった…というようなお悩みのお客様には是非おすすめしたいツールです。
他にも、印刷物を多くの拠点に出荷する際に、各拠点への印刷物が正しい組み合わせで入っているか?最終的に目視でダブルチェックしなければ・・・と、検品作業を負担に感じている印刷会社様には『リコー簡易出荷検品システム』をご紹介。
印字されたバーコードや二次元バーコードを読み取るだけで、ピッキングした内容が間違っていないかを確認でき、検品作業の簡素化と作業時間の低減を実現するだけでなく、正確性の高い作業が可能になります。
『選べるSmall DX』は各地の展示会でもご紹介しているため、既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、実はこれらのSmall DXソリューションは、全て実際に印刷会社様の課題を聞き、印刷会社様と一緒に解決策を創り上げたもの。ショールームでは展示会場よりもゆっくりじっくりと課題を考えたり、意見交換をしたりしながら、皆様それぞれにマッチする解決策を見つけていけるのではないでしょうか?
↓ご来場申し込みはこちらから。↓
⇒PIC来場申込フォーム
4. DX Base ~ビジネスアイディアをヒントに、お困りごとの解決策を共に考える場所
最後にご紹介する新設ゾーンが『DX Base』
ここはお客様の業務課題と一緒に向き合いながら、 DX を活用した解決策を考える場です。
こちらで新たなビジネスの共創を検討し『DX体感ゾーン』にて印刷業務で出来ることから効率化する方法を探索、そして最後にここ『DX Base』で実際にどのようなことから始めていくのが良いかをお客様とともに考える場となっています。
5. もちろんデジタル印刷機も。データや出力の検証は『検証ルーム』で。
ここまで『創注』や『DX』の話がメインでしたが、デジタル印刷機も各機種展示があるので、印刷品質や出力スピードなども体感することが可能になっています。
また、出力したい用紙などをデジタル印刷機で検証ができる『検証ルーム』も別フロアにあり、データ検証や出力検証についても、セキュリティを確保した個室環境でじっくりと試すことが可能です。
↑ショールームに展示されているデジタル印刷機
↑個別環境での検証が可能な検証ルーム
6. まとめ
今回は、新しくなったRICOH Printing Innovation Centerのご紹介をいたしましたが、いかがでしたでしょうか。
新たな発見・楽しい発見で溢れるRICOH Printing Innovation Centerに是非一度、訪れてみてはいかがでしょうか。
最後にPICの基本情報を改めて記載させていただきます。
東京以外にも、大阪に『Printing Innovation Center関西』がございますので、西日本地域の方は是非そちらもチェックしてみてください。また冒頭にお伝えしました通り、このページの下部からはご来場申込が出来るようになっておりますので、ご興味を持った方はそちらからお申込ください。(申し込み後、ご来場希望の日時などについて担当者からご連絡させていただく形になります。)
プリンティングイノベーションセンター基本情報
〒105-8503 東京都港区芝3-8-2芝公園ファーストビル 12F
交通
- 都営地下鉄 三田線「芝公園駅」A2出口より 徒歩2分
- 都営地下鉄 大江戸線「赤羽橋駅」赤羽橋口より 徒歩4分
- 都営地下鉄 浅草線・三田線「三田駅」A10出口より 徒歩7分
- JR山手線・京浜東北線「田町駅」三田口より 徒歩10分
- ※上記リンクは外部サイトRICOH『リコーの最新プリンターとDXソリューションを提案プリンティングイノベーションセンター』に遷移します。
プリンティングイノベーションセンター 関西基本情報
〒540-0011
大阪市中央区農人橋1-4-34
信金中央金庫ビル 10F
交通
- 大阪市営地下鉄 谷町線/中央線 谷町4丁目駅 8番出口より 徒歩2分
また、PIC東京の隣には、2025年1月にオープンしたRICOH Smart & Innovation Centerもあります。
オフィスや営業活動でのAI活用・デジタル化などをご紹介できるショールームです。こちらは別途お申し込みが必要ですので、以下からご参照ください。