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推し活ビジネスへの業態転換で売上拡大に成功!ホワイトトナーを活用したグッズビジネスで売上2倍!

推し活ビジネスへの業態転換で売上拡大に成功!ホワイトトナーを活用したグッズビジネスで売上2倍!

有限会社リュウホー

住所
東京都墨田区立花
設立
1973年
従業員数
20名
HP
http://www.ryuho-print.co.jp/

課題に感じていたこと

東京都墨田区にあるリュウホー様は、ホワイトトナー印刷を基点に推し活ビジネスを大きく拡大されている印刷会社様。元々はオフセット印刷機でアパレル関係のネームやタグといった副資材をメインにビジネス展開されていましたが、単価は安く、利益も少なく悩まれていました。
クライアントのアパレルメーカーから各店舗別のDMやPOPを印刷したいという相談を機にスペシャルカラーが使用できるPOD機を導入。しかし、スペシャルカラーの仕事も多くは取れず、POD機を十分に使いこなすことができずにいたそうです。

過去の課題を語る殿井社長

推し活ビジネスへの舵切り

2019年にRICOH Pro C7200Sへ入れ替えたタイミングで、芸能関連のクライアントから缶バッジやステッカーの製作依頼が増え始めたそうです。依頼を受けてみたところ、クライアントからも好評で利益率が良く、これは仕事にできると手ごたえを感じた殿井社長。
昨今では推し活ブームもあり、アイドルやスポーツ選手などの缶バッジ・ステッカーを集める人も増えてきていることから、POD機を活用した推し活ビジネスに大きく舵を切りました。推し活ビジネスに参入してから、売上は2倍、受注率は2.5倍アップと大きく伸ばしているそうです。
社長自らがクライアントのもとへ足を運び営業活動を続け、仕事を取ってきた賜物であり今に繋がっています。

ホワイトトナーを活用した主力商品
「缶バッジ」

推し活グッズの大定番である缶バッジ。リュウホー様では品種をノーマルとスーパーレアに分けております。ノーマルはコート紙に、スーパーレアはPET素材、ホログラムペーパーに印刷してよりレア感を演出。ホワイトトナーを活用することで、PET系メディアやホログラムペーパーにも鮮やかに印刷が出来ています。
主要デザインとなるスポーツ選手の絵やロゴの部分に先刷りでホワイトを印刷することで、メディアの素材に負けないくっきりとした絵を再現。一方で、周りの背景やデザインの部分には、あえてホワイトを使っていません。PET素材に印刷する際は、こうすることでCMYKのみで印刷した領域も、缶バッジの地金がメタリック感を演出し、非常に魅力的な商品に仕上がっています。

透明フィルムにホワイトトナーで裏打ち。
缶バッジの地金を活かしたデザイン

レア感や付加価値の上がる
ホログラムステッカー

RICOH Pro Cシリーズの用紙対応力とホワイトトナーを活かし、ホログラムペーパーでステッカービジネスもされています。透明フィルム同様に、ホワイトを下引くことで、デザインを鮮やかに印刷されおり、キラキラと目を引くホログラムは特別感をより一層に演出してくれています。
実はホログラムペーパーの出力の際、シワができてしまったり絵柄がズレてしまうことがあったそうで、当時リコージャパンの担当と試行錯誤を重ねたそうです。殿井社長は「リコージャパンの担当とは戦友です。共に苦労しながら今の商品があります」と笑っておっしゃってくださいました。

ホログラムペーパーもホワイト活用で鮮やかに

今後目指したいこと&挑戦してみたいこと

現在、1㎜厚のアクリルキーホルダーなどはインクジェットUV 機で印刷されているそうだが、生産スピードや材料費が高いことをネックに感じられているそうです。もし今後1㎜厚のメディアをオンデマンド機で印刷出来れば、スピードも早く大量生産が可能になり、スペシャルカラーの付加価値も付けれるため、クライアントに提案しやすい、と殿井社長はおっしゃっておりました。
また、アニメ業界のクライアントから蛍光色の案件もあるそうで、現在は外注で対応しているそうです。今後案件が増えれば、ネオンピンクなどの特色を増やし内製化も検討しているそうです。アニメ業界の仕事を多く獲得し、Pro Cでさらなる売上拡大を目指す姿が印象的でした。

代表取締役社長 殿井 豊氏

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