印刷現場で人気！業務効率化のお役立ちツール5選！

昨今、人手不足が進む印刷業界にとって、業務のムダをなくし、いかに作業の生産性を上げるかが、切実な課題。目に見える非効率な部分だけではなく、作業上の小さなムダが積み重なって、時間やコストのロスにつながっているかもしれません。

そんな日々の些細なポイントを効率化すれば、作業時間が短縮できて、新しいアイデアを生み出したり、作業工程を改善したりと新しい仕事に割ける時間が増えるかもしれません。日々の少しの工夫で働き方を変えるきっかけを作れるのです。

そこで本コラムは、印刷現場における些細な課題やちょっとした悩みを解消してくれる便利ツールをご紹介します。

今回、リコージャパンが運営する総合インターネットサービス・NetRICOHのオンラインショッピングにて印刷会社現場で人気の商品や、リコーが実際の作業現場で目にしたものの中から、特にオススメの業務効率化ツールをピックアップ。実際に現場で愛用されているツールだからこそ、あなたの仕事を強力にサポートしてくれるはず。ぜひ参考にしてください！

印刷会社の現場で実は手間がかかっているのが、伝票や梱包箱への手書き作業。印刷物の校正を送る際などは、クライアントへ配送する荷物の伝票や段ボールに、先方の宛名や内容物を手書きする必要があります。書き間違ってしまうと、新たに伝票を用意したり、書き直したりといった手間もかかるため、さらに時間を要して、現場のストレスが積み重なります。

RICOH Handy Printerは、封書や伝票だけでなく、段ボールなどの平置きできない面にも文字の印刷ができるプリンターです。数秒かざすだけで、届け先や製造ロット、生産日などを、商品梱包箱に直接印字が可能。手書き作業の負担がなくなり、書き損じによるミスも減るため時間の短縮になります。また、箱に直接印字できるため、ラベルのコストも削減できます。

片手で持てるコンパクトなサイズで、重さはわずかリンゴ1個と同じ315g。コードレスで簡単に持ち運べるため、どこでも気軽に使えます。専用アプリを使えば、バーコードの印字も可能です。

ほかにも用途は多数。1台あれば、印刷現場だけでなく、事務作業でも活躍します。

時間もコストも節約できて、手書きのストレスからも解放されるRICOH Handy Printerを、ぜひ試してみてはいかがでしょうか？

紙の印刷物はもちろん、重い荷物を運搬することの多い印刷業界。その現場で不可欠なツールが台車です。頻繁に使うからこそ、動きが悪かったり力が必要だったりと、使い勝手がよくない台車はスムーズな業務を妨げてしまいます。

ナンシンの微音樹脂台車（N-DSK301B2）は、NetRICOHの台車部門で売上１位（※2019年3月度時点）。印刷会社の現場で人気の商品です。

小さな力で、重い荷物をスムーズに運搬可能。プッシュブレーキ付きのため操作性が高く、微音キャスター搭載で動きがなめらかで静かです。樹脂製で軽量にも関わらず300kgという耐荷重のため、まとまった量の用紙の運搬に便利です。

運搬中の紙の破損を防ぐ梱包材も、印刷現場に欠かせないツール。印刷物を配送する間に、車の振動で荷物が崩れ、用紙にしわや破れができてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。かといって、毎回の梱包作業に時間やコストを多くかけるのも、現実的ではありません。

そんな時に簡単に使えて便利なのが、TANOSEE ストレッチminiです。通常の固定用フィルムと比べて、コンパクトで普段使いに便利なアイテム。持ち手を持って、固定したい部分にぐるぐるとフィルムを巻き付ければ、手軽に包装ができます。「移動する時にちょっと固定したいだけ」という用途や、配送時の荷崩れ対策にぴったりな商品です。

印刷現場で、大量に発生するのが段ボールです。部品や用紙が入っていた段ボールを再利用したくても、スペースに限りのある印刷所では、段ボールの保管場所を確保するのは大変。たたんで置いておくとしても、できるだけきれいに収納したいですよね。

保管場所に困るダンボールをコンパクトに一括収納できるのが、〔テラモト〕ダンボールストッカーです。キャスターつきなので、他の作業のために場所を確保したいときなどは移動も可能。現場の整理整頓にも役立ちます。

スッキリと整理されている職場は働く人にとっても気持ちがよく、生産性の向上にもつながります。段ボールが各所に置かれて困っているという企業には、〔テラモト〕ダンボールストッカーの活用がオススメです。

印刷会社の命と言ってもいいほど貴重なのが用紙。その繊維はとてもデリケートで、温度や湿度で品質が左右されます。湿度が高すぎる、また低すぎるなどの環境の変化で、紙が反ってしまうことも。紙の状態の変化が印刷上のトラブルを引き起こし、現場の作業効率を下げることにもつながります。

そこで紙の品質管理に便利なのが、〔安藤計器精工所〕バイメタル温湿度計です。温度や湿度を測ることで、紙の保存環境をチェック。紙の品質トラブルを、未然に防ぐことができます。

スムーズな印刷業務の進行には、紙の品質管理が欠かせません。〔安藤計器精工所〕バイメタル温湿度計を現場に取り入れて、大切な用紙を守りましょう！

普段のちょっとした作業が楽になったり、日々のイライラを解消できたりと、かゆいところに手が届く印刷業界のお役立ちグッズ。業務効率化に関心が高い職場では、すでに導入されているかもしれませんが、まだ使ったことのないグッズがあった方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

印刷業のビジネスをサポートするツールは、日々改良され、新しい商品も登場しています。これからも、リコーは印刷会社の現場で人気の便利ツールを紹介していきますので、お楽しみに！