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2020/05/21
<大公開!>印刷業における新型コロナウイルスの影響は?
この度Print Compass運営事務局では印刷会社様にさらなるお役立ち情報を提供するため、4月23日~5月8日にかけて全国の印刷会社様に「新型コロナウイルスに伴う印刷業の変化」と題したオンラインアンケートを実施させていただきました。
結果として、実に74件ものご回答をいただきました。改めてお忙しい中ご協力いただき誠にありがとうございました。
おかげさまで、
- 他の印刷会社ではどのような働き方で新型コロナウイルスに対応しているのか?
- 職種によって働き方に違いはあるのか?
- どんなツールを活用してこの危機的な状況を乗り切ろうとしているのか?
など、皆様が気になっている内容への貴重な回答結果を得ることができております。
本コラムではアンケート結果の一部をご紹介させていただきますので、是非ご覧ください。
ノウハウの実践方法をまとめた
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1. 新型コロナウイルスでワークスタイルはどう変化した!?
世界中のあらゆる企業に大きな影響をなお与え続けている新型コロナウイルス。外出自粛、緊急事態宣言などを受けて、様々な業界でリモートワーク(テレワーク)や時差出勤などの対策が講じられているのは皆様ご承知のことかと思います。
そんな中で、対面営業が主流、工場の稼働が必須、となっている印刷業界ではどのような対策が取られているのでしょうか?
- ※回答数74件、複数回答可
結果としては、60%の会社がリモートワークを推進しているという結果となりました。時差出勤や輪番出勤など、他の対策も含めると80%以上の企業が何らかの対策を取っているということで、印刷業界においても新型コロナウイルスの影響により働き方の変化が大きく求められている、という事が言えそうです。
2. どのような職種でリモートワークが行われているのか?
前章で60%以上の企業が実践している、と回答いただいた「リモートワーク」。職種別にみると、どのような仕事をされている方がリモートワークを行っているのでしょうか。
自社の部門・担当者に当てはめて是非ご覧ください!
- ※回答数46件、複数回答可
結果としては、「リモートワークを行っている」と回答いただいた企業のうち、クライアント企業と対面する【営業担当】では約4分の3にあたる74%が、デザイン・DTPなどに携わる【制作担当】では60%強の方がリモートワークを行っており、リモートワークに切り替えやすい職種と言えそうです。
一方で【工務・生産管理】部門は10%程度のリモートワーク率となっており、生産現場・工場と密接に関わる部門ゆえに中々取り組みが難しい、という現状がありそうです。
3. 印刷会社が活用している「WEB会議ツール」は?
リモートワークの普及にともない、自宅や離れた場所でも連絡が取り合える「WEB会議ツール」は、新型コロナウイルスを受けて爆発的に市場に浸透していったツールの1つを言えます。
とはいえ色々種類がありますし、比較しようにも一長一短な部分もあり検討が難しいツールでもあります。他の印刷会社ではどんなツールを使っているのか、もし今後導入を検討する場合は参考になるのではないでしょうか。
- ※回答数:74件、複数回答可
最も使用している会社が多かったのは「Zoom」でした!
仕事での活用はもちろん、緊急事態宣言下ではなかなか直接会うことのできない仲間内でZoomを活用した飲み会が開催されることが話題になるなど、圧倒的な認知度を誇るZoomはやはり印刷会社でも一番人気となっているようです。クライアント企業でも使用している企業が多いことも一つの要因かもしれませんね。
また2位・3位はSkype、Microsoft Teamsとマイクロソフト社の誇る2大看板がエントリーしてきました。知名度はZoomに劣るかもしれませんが、Microsoft TeamsはOffice365に組み込まれていることもあり、いま利用者数を大きく伸ばしています。
今後もこちらの2社を中心に利用が進むのか、4位につけるGoogle社などが躍進してくるのか、アフターコロナの世界でも動向が気になるところですね。
アフターコロナ、ウィズコロナに向けた取り組み
リモートワークのような働き方改革やWeb会議ツールの活用などは、緊急事態宣言が終わればどの会社もすぐに元に戻るのでしょうか?
答えはまだわかりませんが、ウィズコロナという言葉もあるように、すぐに元通りになるのではなく新型コロナウイルスとの共存の時期が続くかもしれません。
アフターコロナ、ウィズコロナに向けて取り組めることの一例をご紹介します。
在宅勤務の体制を整える
在宅勤務できるようにしたい、でも何を導入すればいいか調べるのが大変!というお声に対し、在宅勤務に必要なツールやシステムをわかりやすいパックにしました。
生産管理をリモートで行う
管理者や熟練者が現場に居ないと作業が進められない!現地確認や指導のための移動を極力減らしたい!距離を保った生産管理ができたら…そんなお困りごとにピッタリのシステムがコチラ。
360度を見ることができるテレビ会議の仕組みで生産現場と連携強化。
機密情報を持ち出さず在宅勤務を行う
機密事項を含む印刷物を扱うし、セキュア接続を行う環境が整っていないから在宅ワークへの切り替えなんて難しいし、急に大きな設備投資なんて出来ない…そうお困りの方にはこちら。安全で快適なテレワーク環境を構築できます!
まとめ
アンケートの結果をご覧いただき、いかがだったでしたか?改めて今回の新型コロナウイルスが印刷会社に与える影響の大きさを感じる結果となっているのではないでしょうか。
今回コラムで公開しているのはアンケート結果のほんの一部です。
アンケート全結果は下記リンクより無料でダウンロードいただけます。今回お見せした内容以外にも「新型コロナウイルス以降の売上の増減」や「業務フローへの影響」、「リモートワークを実施できない理由」など、さらに面白い結果が満載の資料となっておりますので、是非ダウンロードしてお楽しみください。