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2021/10/01
Print Compass編集部が選んだ カラーPOD機と相性バッチリ! オススメ加工機ランキング ベスト5
昨今の社会情勢下で、国内企業の多くが手探り状態のまま、経済活動を続けています。
印刷業界も例外なくそのあおりを受けており、ペーパーレス化の進展や環境負荷への関心等により印刷の需要の減少、長時間労働や働き手の不足による業務負担増加などが課題となっています。
印刷会社様も印刷物の付加価値向上や、新規ビジネス・顧客の獲得など、売上につながる取り組みと共に日々の仕事の効率化が必要であると感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで、普段の感じている業務でボトルネックとなっている部分を解消し、既存の印刷物に付加価値を付けるのに役立つ手段の一つとして、『POD機』と『加工機』を活用する方法があります。
POD機は、これまで単納期・小ロット対応が可能で効果的な販促物を提供できるということで注目を集めていましたが、POD機と併せて、『加工機』も充実させることで、外注コスト削減と業務効率の改善、さらに印刷物の付加価値向上を実現させることが出来ると、近年追加投資を検討する印刷会社様が増えています。
そこで本コラムでは、今の設備に+αで価値を生むオススメの加工機5つをランキング形式でご紹介します。
加工機それぞれの用途や特徴の紹介、POD機と組み合わせた活用方法など役立つ情報をお届けしますので是非参考にしてください。
ノウハウの実践方法をまとめた
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おすすめ加工機 第5位
角丸切機 「CA-50」
手軽に出来る角丸加工でデザイン性と安全性向上!
角丸加工は、絵本や辞書、手帳のような手に触れる頻度の高い冊子に、よく使われる加工です。
角丸加工をしておくことで、柔らかいデザインに仕上がります。
また、紙が折れるのを防いだり、使う人の手を傷つけないといったメリットがあり、紙の保護や安全性を高める効果もあります。
ですので、病院などで使う診察券やポイントカード、飲食店のメニュー等の子どもやお年寄りの方がよく利用するようなものに対して、最適な加工方法の一つです。
※角丸加工をした診察券・ポイントカードのサンプル
そんな角丸加工を簡単に実現できるのが、此花社製の角丸切機「CA-50」です。
この製品は、紙だけでなく、エンビ・カード・ラベル・樹脂等多種多様な材質に対応し、さらに卓上型のエントリーモデルなので、小さなスペースでも導入出来るのが特徴です。
POD機と組み合わせて使えば、小ロットから始められる!
POD機とあわせて活用すれば、小ロットの印刷物を制作する際、ひと手間加えるだけで、付加価値を付けることが可能となります。
例えば、名前入りのステッカーやポイントカード、電車の中吊り広告等を印刷した後、「CA-50」で角丸加工することで角が丸いので剥がれにくく、安全性が向上した付加価値のある印刷物を制作できます。
皆様も既存のビジネスにプラスして手軽に角丸加工を始めてみませんか?
- ※お問い合わせの際は件名「POD機や印刷周辺機器・ソリューションのデモ・見積り依頼」をご選択の上お問い合わせください。
おすすめ加工機 第4位
オンデマンド箔押機 「DC-2」
金型要らず!箔押しで印刷物に付加価値が付けられる!
印刷物により視覚的なインパクトを与えたい!
そんな時、箔押しはいかがでしょうか?箔押しは、印刷した部分を輝かせたり、美しくみせることが出来る加工で、普通に印刷をしただけでは、表現できないその質感や見た目を演出し、シンプルなデザインであっても、目立たせることが出来ます。
ムサシ社製のオンデマンド箔押機「DC-2」であれば、用紙サイズはA5~A3まで使用でき、トナーで接着して転写する方式のため、金型不要で既存の印刷環境でも箔押し加工が出来るようになります。
また、用紙全面に薄く転写する加工のため、用紙カールの心配もありません。
小ロットで印刷した商材にも対応できる!
上記のような特徴を持っているので、「DC-2」はPOD機で印刷した小ロットの商材との相性も良く、効率よく作業ができます。
また、加工物に応じて、極小ロットでも印刷出来るので、結婚式の招待状や、会社の案内状・名刺・封筒等の様々な商材に活用できます。
※「DC-2」で作成した印刷サンプル
普段利用する印刷物よりも高級感や特別感が増すことで、例えば、取引先に名刺でインパクトを与えて顔を覚えてもらったり、招待状に特別感を演出できたりと、、より一層付加価値の高い印刷物の提案をクライアント企業へ行うことが出来るようになります。
金型要らずで、手軽に・簡単に箔押しができる、「DC-2」を活用して、他社とは違う印刷物の提案を目指しましょう!
- ※ページ下部に本製品が掲載されています
- ※お問い合わせの際は件名「POD機や印刷周辺機器・ソリューションのデモ・見積り依頼」をご選択の上お問い合わせください。
おすすめ加工機 第3位
オートフィードラミネーター 「FOTON30」
ラミネート加工作業を自動化し、生産性が向上!
ラミネート加工は用紙を透明フィルムに挟み込み、熱でコーティングする加工です。
この加工をすることにより、色褪せや水濡れ、汚れなどから印刷物を守ることが出来ます。また、使用するフィルムを使い分けることで、印刷物の写真を鮮やかに見せたり、光の反射などを抑えることが可能です。
このような特徴から、飲食店のメニューや街頭ポスターによく使われています。
さらに、ツヤが出て、高級感が生まれることから、信頼感や特別感を演出できるため、名刺や会員証等にも活用が可能です。
しかし、このラミネート加工を行うには毎回印刷物をフィルムに挟み、1枚ずつ通していく作業が必要となるので他の業務と同時並行で作業するのが難しいとの声が多くあります。
そんな時に、アコ・ブランズ・ジャパン社製のオートフィードラミネーター「FOTON30」を利用されては、いかがでしょうか。
この製品は、A4サイズまでの印刷物に対応し、フィルムがカセットになっている為、一般的なパウチラミネーターで必要なフィルムに紙を挟み込む作業やフィルムをラミネーターに挿入する作業がありません。
ですのでオペレーターの方は、紙をセットするだけで、自動でパウチしてくれる為、業務負担を軽減できます。
また、ラミネート加工をしている間に他の業務を行うことも出来るので生産性向上にもつながります。
POD機で制作した小ロットのPOP加工にも最適!
定型のパウチフィルムであれば、小さなPOPの加工にも1枚のフィルムを使い切ってしまいますが、「FOTON30」はロールフィルムの為、POD機で制作するような多品種小ロットのものでもフィルムのムダが少なく、手軽に効率よく業務が可能です。
そのため、セールや期間限定等、時期によってデザインが変わる飲食店のメニューや店舗のPOPを制作するのにめんどうな作業が少なくなります。
また、ラミネート加工しながら同時並行で他の作業が可能となるので、作業時間を短縮しつつ、質の高い印刷物を制作できます。
皆様も小ロットの印刷物でもオペレーターの方の作業負担を軽減し、効率よく印刷物を制作できる「FOTON30」を活用してみてはいかがでしょうか?
- ※お問い合わせの際は件名「POD機や印刷周辺機器・ソリューションのデモ・見積り依頼」をご選択の上お問い合わせください。
おすすめ加工機 第2位
自動給紙カッティングプロッタ 「CE7000-ASF」
カット作業を自動化・省力化で生産性向上
POPやラベル、シールなどの販促物を作成する際に発生するカット作業(ハーフカット及び破線カット)。
印刷会社の皆様も好きな形状に切り取りたいときや細かいものを切り取りたいときに、カッティングプロッタを活用して、カット精度を向上させ、制作物のクオリティーを上げている方も多いのではないでしょうか。
ただ、カッティングプロッタを使う際、毎回用紙をセットして、カットする位置を決めて、カット作業が終わったらまた用紙をセットして…
このように、作業が大変だったり、作業時間がかかったりしていないでしょうか?
そんな時におすすめなのが、グラフテック社製の自動給紙カッティングプロッタ「CE7000-ASF」です。
この製品はオペレーターが用紙をセットする等の作業を必要とせず、シートメディアの給紙・位置を合わせ・カット(ハーフカット・破線カット)・排紙の流れを自動で行うことが可能です。
さらに、カット作業が必要な用紙を一度セットしてしまえば、連続で作業できるので、作業にかかる時間や人件費削減を実現し、生産性向上につながります。
小ロットのラベル生産やPOP制作等、POD機との相性抜群!
「CE7000-ASF」は付属のカッティングソフトウェアで加工の条件を設定するのでわざわざカット用の型を作成することありません。
ですので、POD機と連携することで小ロットのラベルやPOP等の形状が複雑な販促物でも、印刷からカッティングまで安価かつ効率よく生産することができます。
例えば、クライアント企業からスーパー等の小売店で使うPOPや値札シールのような商品ごとに異なるサイズや形状の販促物を依頼された際、「POD機」+「CE7000-ASF」を活用すると、カット作業にかかる一連の流れを省力化・自動化することが出来ます。
また、イベントグッズでキャラクターがデザインされた複雑な形状のシール等も同様に時間をかけず制作することが出来るようになります。
皆様も一度、「POD機」と「CE7000-ASF」を使って、ビジネス領域を広げるような販促物の制作にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
- ※お問い合わせの際は件名「POD機や印刷周辺機器・ソリューションのデモ・見積り依頼」をご選択の上お問い合わせください。
おすすめ加工機 第1位
フルオート片面PP加工ラミネーター 「PLS3310」
表面をコーティングするだけじゃない!ラミネート加工で付加価値を!
ラミネート加工は教科書や雑誌等、印刷物の表面にグロスフィルムを熱圧着して貼り合わせることで、表面の保護や光沢感を出したり、マットフィルムに変更することで光の反射を抑え、落ち着いた風合いが出せたりとより付加価値の高い印刷物を作ることが出来ます。
この加工を行うことで、発色が鮮やかになり、印刷物に上品さや高級感を演出できるため、会社案内やポスター等に活用できます。
また、紙の耐久性が増し、裏写りや発色の変化を防げるため、印刷物の除菌や飲食店等で必須となっているメニューのアルコール消毒作業を、印刷物を痛めることなく行えます。
ただ、制作した様々な形状・大きさの印刷物にラミネート加工を毎回するのは、時間や手間がかかると思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな時に、ヒサゴ社製フルオート片面PP加工ラミネーター「PLS3310」を活用すれば、この加工作業に必要な給紙~加工~フィルムカットの工程を自動で行うことが出来るので、オペレーターの方の負担をかけずにラミネート加工が実現できます。
さらに、この製品はA3ノビ(菊4切)サイズクラスの加工にも対応できるので、印刷会社様が取り扱う数多くの販促物へのラミネート加工の内製化に最適です。
POD機の出力物にも対応!様々な印刷物に付加価値のあるものに!
「PLS3310」は従来、接着の難しかったPOD機の出力紙にも加工できるのでバリアブルなチケットやクーポン、小ロットで印刷するポスターやDM等の印刷物を丈夫で、高級感・特別感のある印刷物へグレードアップさせることが出来ます。
左:ラミネート加工あり印刷サンプル 右:ラミネート加工なし印刷サンプル
例えば、お正月やクリスマスなど特別なイベントの際、クライアント企業から「会員限定のDMを出したい」と依頼を受けた時、普通のDMを印刷するだけでなく、「PLS3310」でラミネート加工することで、高級感のあるDMを制作し、送ることが出来ます。
そうすることで、会員の皆様に特別感を演出することができ、DM開封率アップ・来店率アップにつながる…
というような施策をクライアント企業へ提案することが出来るのではないでしょうか。
複雑な操作を必要とせず、オペレーターの負担を軽減し、新しいビジネス獲得の手助けをしてくれる「PLS3310」でクライアント企業へ更なる付加価値提案を実施されてはいかがでしょうか。
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まとめ
いかがでしょうか。POD機に加工機を組み合わせることで、コスト削減・生産性向上だけでなく、印刷物自体にも付加価値が生まれます。
既存のビジネスにおいても、効率の良い生産体制を構築することができ、今まで以上に付加価値の高い印刷物を生み出し、新しいビジネスの創出や獲得につながるのではないでしょうか。
皆様も「POD機」+「加工機」を活用して既存のビジネスに+αでできる生産性向上と売上拡大に挑戦してみませんか?
▶本コラムでご紹介した5つの加工機に関して、「詳細を知りたい」「お見積り・実機デモ希望」の方はこちらからお問い合わせください!
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