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DM市場が変わる?!トナー機でUVニス圧着対応

DM市場が変わる?!トナー機でUVニス圧着対応

デジタルはもちろんオフラインの世界でも顧客に合わせた個別の情報提供が求められる昨今、DMにも同じようなことが求められています。そのようなニーズがWithコロナの中でさらに加速していることを実感している印刷会社の方もいらっしゃるかもしれません。

一方で、ニーズはあるけどクライアント企業における予算や費用対効果の問題で断念する…、というようなケースも多いのではないでしょうか?

本日はそんな課題を解決する一つの方法として、プロダクションプリンター(以下POD機)を活用したUVニス圧着DMについてお伝えします!

ノウハウの実践方法をまとめた
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目次

なぜ今UVニス圧着DMなのか?

ハガキの郵便料金そのままで、情報量アップや開封率アップ、情報秘匿できる圧着ハガキは、非常に使いやすいDMですよね?

DMは送ることが大切なのではなく、販促の手段のひとつであり、成果が求められます。そのため、同じ内容を大量にばらまくマス型ではなく、顧客に合わせたパーソナル型が求められてきています。

昨今の新型コロナウイルス感染拡大により、お客様の来店行動やお客様への訪問活動が大きく制限されることとなりました。そのため、販売促進手段の一つとして、紙のDMのニーズがさらに拡大してきています。
大量に送られる紙DMの中で、あなただけの一通を手に取り開封していただく、そんな施策が今後も拡大していくと予想されています。

可変要素の強いパーソナル型DM、つまり小ロット多品種&可変印刷物への対応、となればPOD機で対応しよう!となるところですが、実はそこで一番大きな課題として出てくるのが「コスト」です。なぜPOD機だとコストが課題になるのか、次の章で解説します。

圧着方式について

圧着方式にはいくつかありますが、大きく分けるとPP(フィルム)圧着とUVニス圧着の2種類になります。この2つを比較すると、以下の表のようになります。

圧着方式について

UVニス圧着の方がコストとして優位なのですが、今まで粉体トナー(POD機)は不向きとされており、POD機ではほぼPP圧着しか選択肢がないという状況でした。

  • 上記表の★部分

印刷のコストが高くなると、高級商材など費用対効果が見込める商品が限られてきます。それゆえクライアントもなかなか実施できないというジレンマがありました。

いまPOD機とUVニス圧着の関係に変化が

もし小ロットが得意なPOD機でUVニス圧着DMに対応できれば市場が変わるのに…。

実は今、それが可能になる事例がRICOH Pro Cシリーズを活用している一部ユーザー様で出てきています。

つまり、トナーで対応できることにより、従来できなかったフルバリアブルDMがより低コストで生産できる可能性があるということです。

ただ、どんな場合でも対応可能というわけではありません。お客様の使う用紙や後加工機、環境によって実現できるかどうかは変わりますので、検証が必要です。

次の章以降で、“リコーで検証済み”のPOD機と後加工機等の組み合わせや、それ以外の場合の検証方法についてお伝えします。

<2021年最新情報!>リコーで検証済みの組み合わせ

前述のとおり、今までPOD機では難しいとされてきたUVニス圧着加工ですが、リコージャパンでは下記の組み合わせでV折やZ折のハガキの検証を取ることができました!

RICOH Pro C9210/C9200

リコーのカラープロダクションプリンター「RICOH Pro C9210/C9200」に広瀬鉄工製のニスコーター「広瀬鉄工製SAC-18」や互応化学工業製のUV圧着ニス「プラスサイズOP-5267」といった汎用性の高い市販品を組み合わせることが可能となっております。
※参照 2021年3月4日の弊社ニュースリリース
https://www.ricoh.co.jp/pp/pod/info/20210304

これにより、情報量が多く訴求力の高いバリアブルDMを低コストで印刷することが可能になるため、クライアント企業のマーケティング効果向上に繋がる提案を実施いただく事が可能になります。また、環境対応の一環により一部自治体などで求められている「はがきとPPフィルムの分別廃棄の手間」がかからない、という事もクライアント企業がより手軽に圧着ハガキを採用する理由になるのではないでしょうか。

POD機を活用したUVニス圧着DMの詳細説明希望の方はこちら!

  • お問い合わせフォームにて【売上アップの無料相談】を選択のうえ、お問い合わせ内容欄に「UVニス圧着DM詳細説明希望」とご記載ください

その他の環境での検証方法について

リコーで検証済み以外のUV圧着ニスや加工設備をお持ちでしたら、リコージャパンが検証にご協力させていただくことが可能です。

検証フロー

① お客様:印刷用データと検証用紙を送付いただく

② リコージャパン:RICOH Pro Cで印刷してお客様に返送

③ お客様:お持ちのニスや加工設備でニス圧着処理を実施

検証方法について

是非自社の機械とご自身の目で、POD機によるUVニス圧着DMが実用できるものかご確認ください。

検証をご希望の方は下記問い合わせフォームで【売上アップの無料相談】を選択の上、お問い合わせ内容欄に「UVニス圧着DM検証希望」と記載の上ご連絡ください。後日リコージャパン営業よりご連絡させていただきます。

無料相談受付中

まとめ

PODを活用したUVニス圧着DMは、これからの印刷会社の大きな武器となる可能性があります。Withコロナの中でクライアント企業も新たな販促活動を模索している、というこのタイミングで取り組むことは、大きな差別化に繋がるのではないでしょうか。

検証についてはいつでも対応可能ですので、みなさまからのご連絡をお待ちしております。

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