売上アップを目指す
2021/09/13
今、印刷会社で期待度急上昇!商業印刷用インクジェットプリンターアンケート100人に聞きました
ここ最近、drupaやpageなど海外、国内の印刷機材展でも大々的な展示で注目を集めているインクジェット印刷機。オフセット、 レーザープリンターと来て、次は・・・インクジェットが来る!!と思われている印刷会社様も多いのではないでしょうか。
とはいえ「インクジェットって何が作れるんだろう?」「どんなビジネスに繋がるんだろう?」「ほかの印刷機材とどう使い分けていくのが良いかな?」などとお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。Print Compassでは【インクジェット研究所】と銘打って、そんな皆様の疑問に答えられるような情報を今後発信してまいります。ぜひご期待ください。
まず第1弾として、2021年6月17日~6月25日にかけてPrint Compassのメルマガ読者様にインクジェットプリンターに関するオンラインアンケートを実施いたしました。結果として、実に103件ものご回答をいただきました。お忙しい中ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
おかげさまで、
- 他の印刷会社はインクジェットプリンターを導入・活用しているのか?
- お客様から依頼の多いインクジェットプリンターの商材は?
- インクジェットプリンタービジネスでどのくらい儲かっているの?
など、皆様が気になっている内容への貴重な回答結果を得ることができております。本コラムでは、そのアンケート結果の一部をご紹介させていただきますので、是非ご覧ください。
またアンケートの全結果については以下のリンク先からダウンロード可能となっております。ぜひこの機会にダウンロードください!
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インクジェットプリンターへの期待度は?
最近注目を集めるインクジェットプリンターですが、生産財としてどのくらい期待されているのか、皆さんの期待度を聞いてみました。
「非常に期待している(30%)」「すでに活用している(30%)」に「期待はしているけど、実際に使えるかどうかわからない(30%)」も加えると、全体の90%はインクジェットプリンターに期待や関心を寄せていることがわかりました。
とはいえ「期待はしているけど実際使えるのかな?」という方も3割もいらっしゃいましたので、ここからはインクジェットプリンターの実際の活用状況やビジネスについてもう少し深堀していきましょう。
インクジェットプリンターの導入・活用状況は?
期待度の高いインクジェットプリンターですが、どのくらい導入・活用されているのかについても聞いてみました。
使用していないと回答した方はわずか19%。80%以上の方は何らかの形でインクジェットプリンターを活用しており、その中でも生産財として活用している方が5割近くにのぼりました。
新型コロナウィルスの影響を受けなかった企業ってどんな会社?
こちらの設問が、皆さん一番気になるところではないでしょうか。Print Compass事務局では、コロナウィルス禍が売上に与えた影響についてもお聞きしました。
「大幅に減った(44%)」「やや減った(39%)」を合わせると、全体で80%以上の方が「売上が減った」と回答。コロナ禍となり1年以上が経過しますが、依然として厳しい状況が見えてきます。
一方で「やや伸びた」「変わらない」を合わせて、新型コロナの影響が少なかった回答18件について従業員規模別にみてみたところ、規模の大きい企業だけでなく、1~10人規模の企業も健闘していることがわかりました。
ここで注目したいのは、影響のなかった従業員規模1~10人の回答(7件)はすべて、インクジェットプリンターを生産財として活用していること。
コロナ禍でも影響されにくい印刷ビジネスモデルとして、インクジェットプリンターというのは一つのキーワードになっていくのかもしれません。
インクジェットプリンターを活用した商材のニーズって増えているの?
では、実際のところインクジェットプリンターを活用した商材のニーズは増えているのでしょうか?ここ数年の状況をお聞きしてみました。
「増えている」と回答した方が全体の1/3(33%)で最も多かったです。変わらないも含めると6割近い方が回答されているところを見ると、コロナ禍においてインクジェットプリンターを使ったビジネスは活路の1つになりそうですね。では具体的にどんな商材が多いのか、次の設問で見ていきます
インクジェットビジネスで多い商材はどんなもの?
インクジェットプリンターを活用してビジネスにしている商材について回答いただきました。
「チラシ・ポスター」がダントツ1位。次いで、「懸垂幕」「看板」といった大判サイズの需要が高いようです(ワイドフォーマットプリンター)。次いで、書籍・冊子、DMといった紙もの=おそらくオンデマンドブックやバリアブルDMなど(輪転機や枚葉機)、ノベルティ(フラットベッドプリンター)、布グッズ(ガーメントプリンター)といった商材が多い結果となりました。
まとめ
アンケートの結果をご覧いただきましたが、いかがだったでしょうか?改めてインクジェットプリンターへの期待の大きさやビジネスの可能性を感じる結果となっているのではないでしょうか。
今回コラムで公開しているのはアンケート結果のほんの一部です。
アンケート全結果は下記リンクより無料でダウンロードいただけます。今回ご紹介した内容以外にも「紙以外の商材を依頼された場合の対応」や「インクジェットプリンターを活用したビジネスの規模」など、さらに面白い結果が満載の資料となっておりますので、是非ダウンロードしてお楽しみください。