2024年版!クライアント企業の印刷発注担当者“500人”に聞いた いま印刷会社に求める姿とは!? Part.3

2024年版!クライアント企業の印刷発注担当者“500人”に聞いた いま印刷会社に求める姿とは!? Part.3

「クライアント企業の担当者って、印刷会社に何を期待しているだろう?」
「本当のところ、どんな印刷物を発注したいと思ってるんだろう?」

そんなことを考えたことはありませんか?

そうは言っても、いざクライアント企業の担当者様に面と向かって「本音」を聞くのは難しいものですよね。

Print Compassでは、過去2回にわたり“クライアント企業の担当者の声”のアンケートデータを公開し、クライアント企業の本音を知りたい多くの印刷会社様にご好評いただいてまいりました。

前回のアンケートより約3年、この度Print Compass編集部では、最新の「印刷会社様のクライアント=印刷物の発注担当者」の本音をうかがうべく、再度アンケートを実施しました。

今回も様々な業種・企業規模のクライアント企業担当者・500人の声を調査し、前回と同様の設問から、いま多くの関心をあつめるSDGsへの対応まで、今回も様々な声を集めることが出来ました。

今回のアンケートが、スピーディーに社会情勢変化するこの時代に、印刷会社様が事業拡大や新規案件獲得を成し遂げるための「Compass(指針)」として、活用いただければ幸いです。

本コラムでは、その一部を抜粋しご紹介させていただきます。完全版は下記リンクより無料でダウンロードいただけますので、ぜひご一読ください。

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ノウハウの実践方法をまとめた
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目次

<紙とデジタル、どう使い分ける?編>紙とデジタルを併用している販促物は?

本アンケートは大きく分けて、

  • 紙とデジタル、クライアントはどう使い分けている?
  • クライアントはいま、「販促」についてどう考えている?
  • 印刷物と印刷会社のSDGs対応、クライアントの本音は?

の3つのチャプターに分かれています。

まずは最初のチャプター「紙とデジタル、クライアントはどう使い分けている?」を見ていきましょう。

Q:紙とデジタル(Web、動画、SNS等)を併用している販促物は?
A:ほとんどの紙媒体で、いまや併用があたりまえ!

<紙とデジタル、どう使い分ける?編>紙とデジタルを併用している販促物は?

こちらの設問では、様々な紙媒体ツールについて、紙とデジタルの併用状況を調査しました。結果としては、DMからチラシ・ポスターなどまで、全ての媒体で60%以上がデジタルと併用されている、という結果となりました。

  • 併用率=他設問でヒアリングした、各販促物の使用状況のアンケートと、併用している販促物の回答数から算出

カタログやパンフレットなどは、特に併用している企業が多くなっている様子です。

カタログ・パンフレットであれば、データ化して自社Webサイトなどで公開することは当たり前に行われていますし、ショップカードなどはアプリなどと併用されることは増えているのではないでしょうか。業種や企業規模を問わず、クライアント企業にとって、印刷物でデジタルとの併用はもはやあたり前、となっている状況が見て取れます。

そんなクライアント企業に提案を行っていく印刷会社様としても、紙だけの提案で終わることなく、「紙とデジタル、両面の提案が出来ること」で、ワンストップでクライアントの要望に応えられ、商機の拡がりを見込める、と捉えることもできるのではないでしょうか。

紙だけではなく、クライアント企業とお客さまとのコミュニケーション全般を支えるパートナーというのも、今後印刷会社様に求められる姿の1つかもしれません。

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<クライアントの求める販促編>紙の販促物に求める優先順位は?

続いては、2つ目のチャプター、「クライアントはいま、「販促」についてどう考えている?」も見ていきましょう。

Q:紙の販促物に求めることについて<販促効果・コスト・品質>の中で優先順位を教えてください
A:圧倒的優先事項は“販促効果”!

<クライアントの求める販促編>紙の販促物に求める優先順位は?

印刷会社様がよくクライアント企業より求められるといわれる3つの要素、「品質」「コスト」「販促効果」のうち、どれが本当に一番求められているのか、という本設問。こちらは、前回(2021年)のアンケートでも調査した設問ですが、3年前と変わらず、「販促効果」が最も重要視されている、という結果になりました。

コロナ禍において、多くのクライアント企業は今まで以上に「販促施策に関する費用対効果」について検討を深めるようになっている、という傾向を感じている印刷会社様も多いのではないのでしょうか。

効果の見えやすいデジタル施策の取り組みを強化した多くのクライアント企業は、紙の販促施策に対しても見た目のコストや品質以上に、販促効果を求めています。

特に決裁権を持つ経営層では70%以上が販促効果を最優先に求める、という結果になっており、これも前回の調査と同じ傾向です。

印刷会社の皆様がクライアント企業にとって信頼できるパートナーとなり、競合他社への優位性を示すためには、「印刷の品質」や「価格の安さ」という価値だけでなく、クライアントの状況・やりたいことに合わせて効果の出やすい販促物を提案する、という姿勢が重要になりそうです。

また、別の設問では、クライアント企業の販促における課題に「販促効果の測定」という回答も多く出ていました。販促効果の高い印刷物が欲しい=そのためには販促効果を測定できる必要がある、と繋がるのではないでしょうか。販促効果を測定できる印刷ツールの提案を検討していきましょう。

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<紙のSDGs対応への本音編>紙の販促物のSDGs対応への課題は?

最後のチャプターでは、最近耳にすることがより多くなってきた「SDGs対応」についての設問を見ていきましょう。

Q:紙の販促物のSDGsや環境への対応に対して課題をお選びください
A:半数弱の方は“何をどうすればいいのか…”と悩んでいます!

<紙のSDGs対応への本音編>紙の販促物のSDGs対応への課題は?

最近クライアント企業から、「SDGs」や「環境対応」について聞かれたことがある印刷会社様も多いのではないでしょうか。業種・業界に関わらず、世界的なトレンドであり、対応していかなければいけない喫緊の課題として多くの企業で検討されている事項です。

しかし本設問への回答をみると、「そうはいっても、どうやって対応すればいいのか分からない…」・「誰に相談すればいいかも分からない…」という課題を多くの企業で感じているようです。

もちろんSDGsは様々な視点がありますが、印刷会社様が積極的にクライアント企業・担当者に対してSDGsに関する情報提供や発信を行うことは、今後信頼できるパートナーになっていくために大きなアプローチになるかもしれません。

「環境に配慮した印刷素材を活用して、印刷物から始められるSDGsを提案する」と言った印刷物そのものの提案活動の実施はイメージが持ちやすいと思いますが、「クライアント企業のサプライチェーンの中の1社として、SDGsに対してどういった経営方針を持っているのかWebサイトで開示する、CO2排出量の見える化を行う」などの自社内の活動もまた1つのクライアントへの解決策提示になるのではないでしょうか。

多くの企業が手探りの状態だからこそ、自社がクライアント企業にできるSDGs対応を明確化する、ということが重要になりそうです。

▶ほかにも「外注先・パートナー選定にはSDGs対応が重要か?」などの気になる本音も満載。アンケート完全版はこちらから!

まとめ

いかがでしたでしょうか。コロナ禍を経て、多くの企業で販促活動のやり方が変わった昨今、改めてクライアント企業がどのような“本音”を持って印刷物やデジタルの活用を考えているのか、SDGsへの取り組みなども交えて見てまいりました。

本コラムでは3つほどの設問を取り上げましたが、完全版資料にはほかにも印刷会社様の今後の指針の参考にしていただけるような、面白い情報が盛り沢山となっております。

是非下記ページから、完全版資料をダウンロードいただき、その全貌をチェックください。

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