もう金銀印刷を諦めない!POD機だからできる使い方と効果とは

もう金銀印刷を諦めない!POD機だからできる使い方と効果とは

目立たせたい、高級感を出したい思ったときパッと浮かぶのが「金や銀」。

思えば子供のときに折り紙の袋を開ければ一枚ずつだけ入っていた、金と銀は特別なものでした。

金メダルや銀メダル、金閣寺、しゃちほこ、銀食器、どれもなんだかキラキラと輝く特別な存在。希少であり高級なものであり、何よりも目立ち、貴金属として投資の対象にもなっているものが、色名として使用されています。なので、「金色だから」「銀色だから」というだけで希少さや、高級感、他とは違う存在感を日常的に刷り込まれているのかもしれません。印刷に詳しくなくても知っている魅力が金銀にはありますよね。

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目次

1.こんな使い道で活躍している金色と銀色

金色と銀色は上記のイメージを印刷物でもいかんなく発揮。

特別なお客様へのDM、招待状や式典で使われるプログラムなどで、高級感の醸成や他のお客様との差別化を演出するために使われることは多いのではないでしょうか。「なんだか開封したくなる」「すごく大事な情報なのかもしれない」「特別扱いされている気がする」といつもと違う気持ちについついなってしまうこともあるかと思います。

また、キラキラとした光沢感を目立たせるために使用されることもありますね。

「ランキング第一位!」なんて王冠のマークの付いた金色のシールがついた商品を見かけることも、ありますし、あるいは「極上」「プレミアム」なんてものも、あるでしょうか。通常のものよりも効果がありそう、美味しそう、とちょっと値段が高くても買いたくなってしまい、思わず買ってしまうなんて経験がある方もいるかと思います。

そんな風に消費者の目を止め、手に取ってもらえるようにとドラッグストアやスーパーマーケット、ホームセンターなどに行けばキラキラしたラベルやシールが貼られていることは日常茶飯事です。

2.高級感がある!目立つ! その魅力、本物か?実際に試してみました

高級感、目立つといった特徴を備えている金色と銀色ですが、それが実際に効果として本当にあらわれているのでしょうか。Print Compass編集部ではWebセミナーの案内として紙のDM1,000部を企業の販促マーケティング部門に送って、反応に違いがあるのか調査してみました。

テストの詳細は下記の様になります。

<送付条件>

  • 500部はCMYK+金色(以下、金入りDM)、残りの500部はCMYKのみ(以下、4色DM)でデザインは共通。
  • チェックポイント:
  • DMのQRコードを読んでサイトに訪問した率
  • QRコード経由でのWebセミナーの申込数

上記に違いが表れるか

高級感がある!目立つ! その魅力、本物か?実際に試してみました

実際に送付したDM。左がCMYKのみ、右が金入りです。
金以外のデザインは全く同じですが果たして結果は…?

2タイプのDMを送ってそれぞれの申込数、クリック率を比較してみようというテストですが、結果はといいますと、金入りDMは4色DMに比べてWebセミナーの申込件数は133%。金入りDMは4色DMに比べてQRコードを読んでサイトに訪問した率はなんと190%と金の持つ魅力が数値としてはっきりと出ました。

金入りDMと4色DM。比較テストの結果は……

申込件数の高さはもとよりQRコードを読んでサイトに訪問した率の高さは驚きで、金入りDMは4色DMのものよりも「DMからWEBページを閲覧してもらう」という結果につながるDMになっています。以上の結果から、DMに限らず販促物に金色を使うことで「お客様の行動を促す」という販促ツールの最大の目的に対して効果を発揮する、という提案を行うことが出来るのではないでしょうか。

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3. お客様の反応が高い金色と銀色、いろんなオーダーに「できますよ!」と言えれば……

比較テストの結果から金入りDMを受け取った方の反応の高さは明らかです。金色と銀色の魅力は、数値的にも証明されることとなりました。ただ、こういった結果が出るであろうことは、皆さんなんとなくわかっていたのではないでしょうか。冒頭で記した通りに金や銀が持つイメージというのは一般的に浸透していますし、実際にそれを活用したラベルやシールを日常的に目にしますし、その効果で商品を手にする機会もあるかと思うからです。

ただ、金色・銀色を使ったアピールをしたいものの、コストや納期の関係で断念せざるを得なかったクライアント企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、印刷会社としても、設備や作業の兼ね合いから納期や価格を通常の印刷物より上乗せして設定しないといけませんし、金色・銀色を使用した印刷物は「年賀状」や「クリスマスカード」のように季節によって需要の波があったり、上顧客への販促物などはあまり大きな部数を必要としないため、大きな設備投資や人的資源の投入に躊躇されることもあると思います。

加えて、金色、銀色を使用する印刷物として需要の高い「年賀状」や「表彰状」、「高級DM」は1to1であることが多く、刷りあがったものに再度可変印刷を行うなど工数が嵩んでしまい、コスト、納期を圧迫しがちです。印刷会社もクライアント企業様も、その高級感や効果を分かっていながら、手間やコストの関係で気軽に使い辛い金色・銀色。気軽に「小ロット」で、「短納期」が可能で、さらに「コストも抑えられる」なんて夢のような方法があれば、クライアント企業様からの期待に応えることができ、収益性も高い仕事になるのではないでしょうか?

4.受けられなかったその仕事、金トナー銀トナーでできるかも?

受けられなかったその仕事、金トナー銀トナーでできるかも?

クライアント企業様から金色や銀色を使いたい! とリクエストを受けたときに「お金も時間も通常の印刷物よりかかるけど、納得して発注してくれるだろうか」なんて悩みながら見積書をつくる、小ロットの金色銀色印刷ですが、POD機を使うことで先ほど挙げたような悩みが解決できるかもしれません。ご存知の方もいるかもしれませんが、実は金色、銀色をPOD機で印刷をすることが可能なのです。

POD機で金トナー、銀トナーを使って印刷をすれば、今まで断ってしまったり、断られていたりした金色と銀色を使った印刷を仕事として受けられるのではないでしょうか。

金色、銀色印刷の代表的なものである「賞状」は卒業式などに関わらず、社内資格や教育制度、塾などの習い事で毎月のように作られています。規模の大小はあれど、POD機ならではの小ロットへの強みが、仕事の獲得につながるかもしれません。バリアブル印刷を用いた名入れの賞状がワンパスで作れるので、いままで提案できなかったような<受け取り手の満足度が高まる>特別感あるオリジナル賞状を提案できるようになります。

年賀状やDMなども同様のことが言えると思います。DMに関して言えば、コロナウィルスの影響下で来店やオンラインイベントの参加を促すためのツールとして重要なものになってきており、エンドユーザーとの関係を強くするために大きな役割を担っています。また、年賀状のように印刷の繁忙期が決まっている商品に関しても、POD機で作れるのであればそのためだけに大きな設備投資をすることなく、他の業務でも汎用的に使える機材として活用できそうです。

「小ロット」「短納期」「コストも抑えられる」という強みを生かしたPOD機での金トナー銀トナーを使った印刷。コストや納期の点から断念されていた金色銀色の印刷の仕事を受けられる可能性を十分に持っているのではないでしょうか

ちなみに、2021年3月にリコーのミドルクラスのPOD機 RICOH ProC 7200シリーズでもゴールドトナー・シルバートナーが発売されました。クライアント企業様企業の「金や銀を使いたい!」に対して現実的な解決策として活用いただけるかもしれません。

クライアント企業様は、Print Compass編集部で行った金入りDMのような効果的な販促物を作ることができ、印刷会社は付加価値のある印刷物で差別化や印刷単価アップにつなげられる。そんなWin-Winな関係が、ゴールドトナー・シルバートナーを使えば築けるのではないかと思います。

まとめ

貴金属としての金、銀のイメージから誰もが高級感や目立つことを知っている金色と銀色ですが、その実力をリコージャパンのセミナー案内のDMの比較テスト「・金入りDMは4色DMに比べてウェブセミナーの申込件数は133%」「金入りDMは4色DMに比べてQRコードを読んでサイトに訪問した率は190%」と結果につながる販促物としての実力を証明することになりました。

コストや納期の観点からなかなか受けたり提案したりすることができなかった金・銀印刷が、「小ロット」「短納期」「コストも抑えられる」といった強みを持つPOD機を使い、ゴールドトナー・シルバートナーを使うことで解消できるのではないでしょうか。また、バリアブル印刷を用いることで賞状や年賀状、DMなどの名入れもスムースに行え、より付加価値ある印刷物を作ることも可能でしょう。それは印刷会社の受注単価UPなど、売上拡大にも繋がるのではないかと思います。

POD機を使った金色、銀色が構築する、印刷会社とクライアント企業様企業のWin-Winな関係。是非ご体感ください!

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