売上アップを目指す
2022/10/07
イベント提案で印刷ビジネス獲得!? デジタルスタンプラリーで地域活性化に貢献しよう!
地域自治体・商店街の活性化や観光地への集客、商品サービスの告知などの目的で、全国各地で開催される様々なイベント。
印刷会社様もイベントの内容を告知するポスターやPOP、地元を紹介するパンフレットやチラシなどの印刷物を提供し、イベントへの集客や地元のPRに貢献されてきたのではないでしょうか?
しかし、新型コロナウイルスの影響でイベントの需要は減少、イベントの内容も3密を避けたり、人との接触への配慮が必要であったりと新しい形での開催を求められるようになりました。
このような時代の流れの中、今後印刷会社様がイベント関連のお仕事をする際はこれまでと同じようにポスターやチラシなど紙媒体の印刷だけを請け負うのではなく、自社の強みを活かした新しい価値を提供しながら、地元に貢献していくことが今後の自社の売上拡大を狙っていく上で必要となってくるでしょう。
そこで今回ご紹介するのが、印刷会社様の強みを活かしながら提案できる紙の印刷物とスマートフォンを使ったイベント集客施策ツール“デジタルスタンプラリー”です。
本コラムでは、デジタルスタンプラリーを活用してできるイベント開催のメリットや印刷ビジネスとの組み合わせることで生まれるメリット、印刷会社だからこそ提案すべきポイントをお伝えします。是非最後までご覧ください!
ノウハウの実践方法をまとめた
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1. 地域活性化イベントとしてスタンプラリーが効果的! その理由とは・・・
「新しい観光スポットにお客様を集客したい!」
「もっと商店街へ多くの人を呼び込みたい!」
印刷会社様も地元の自治体や観光協会、商工会などすでにお付き合いのあるクライアント企業からこのような相談を受ける事が多いのではないでしょうか?
新型コロナ禍を経験し、人の流れが戻りつつある今、地域を盛り上げる手段として“イベントによる集客施策”の重要性が再認識されています。
そんなイベント集客施策で注目されているのが「スタンプラリー」です。
スタンプラリーは、
- ①お子様に人気でイベントの集客しやすい
- ②準備に時間をかけずに開催できる
- ③開催者が指定した観光地や地元商品のPRができる
といったメリットがあり、全国各地で数多く開催されています。印刷会社様もスタンプラリーイベントにかかわるポスターやチラシ、スタンプ台紙の印刷などのお仕事に携わられた方がいらっしゃるのではないでしょうか?
2. スタンプラリーにもDXの波!? 時代に合わせたイベント施策とは
このように、イベント集客施策として「スタンプラリー」を活用することは地域活性化に繋げる有効な手段ですが、新型コロナの流行で三密を避けることやスタンプの消毒の必要性など以前とまったく同じ形態での開催は難しくなっています。
そこで、今までのスタンプラリーのいいところを残しつつ、時代に合わせたイベント集客施策として注目されているのがスマートフォンを活用したデジタルスタンプラリーです。
※デジタルスタンプラリーイベント開催のイメージ
デジタルスタンプラリーは、従来のスタンプラリーのメリットであるリアル店舗・観光地への集客に活用できる点、開催者が指定した場所への誘導や地元の商品をPRすることができる点はそのままで、「スタンプを押す」部分をデジタル化したものです。
これにより
- スタンプの判や台紙の共用がなくなり新型コロナ感染対策に繋がる
- 判や台紙がなくなることでSDGs・エコに繋がる
- デジタルの強みを活かした訴求ができる
などの理由から人気が高まっており、特に2020年度以降、開催の割合が右肩上がりに増加しています。
(日本スタンプラリー協会調べ)
3. 必要なものはポスターとスマホだけ! デジタルスタンプラリーイベントのメリットをご紹介
デジタルスタンプラリーは、「紙の台紙にスタンプを押す」代わりに「参加者のスマートフォンで紙のポスターやパンフレット・QRコードを読み込む」ことでスマートフォンの中にスタンプを貯めていく仕組みとなっています。
ですので、開催者が見て欲しい場所・商品の近くに掲示物を設置しておくだけでスタンプラリーが開催できます。それにより準備にかかる時間が今まで以上に削減され、「台紙をなくしてスタンプが押せない…」などといった観光客獲得の機会損失もなくなります。
また、スマートフォンを活用して実施するのでこれまでは取得することが難しかった参加者の属性やスタンプ獲得のログデータ、回ったルートデータを取得することができるので今後の観光客獲得戦略に応用することが可能です。
4. 印刷会社だからできる!デジタルスタンプラリーを提案するメリットとは
ここまで、デジタルスタンプラリーの特徴や開催するメリットをお伝えしてきましたが、「デジタルなんて使ったら今まで請け負ってきた印刷の仕事がなくなるのでは…」と思った印刷会社様もいらっしゃるかもしれません。
一見、「紙を使わなくなる」ように見えるデジタルスタンプラリーですが、スマートフォンをかざしてスタンプを獲得するのにポスターやパンフレットが必要であること、さらにイベントの告知や案内は紙媒体であることがほとんどなのです。
(商店街様企画例)
- スタンプラリー告知ポスター 200枚
- スタンプ用ポスター 48枚
(広域での実施例)
- スタンプラリーポスター 200枚
- 告知チラシ 4万枚
- スタンプ用ポスター 16枚
※参考値:デジタルスタンプラリーイベントを実施する際にかかる紙媒体とその枚数
このようにデジタルスタンプラリーイベントを実施する場合でも紙を利用しているため印刷会社様の得意領域である紙の印刷物は依然として重要な役割を担っていることがわかります。
そこで、印刷会社様がデジタルスタンプラリーを活用したイベント集客施策を開催者側であるクライアント企業に提案するのはいかがでしょうか?
今まで請け負っていた紙の印刷物と併せてイベント施策そのものを提案することで、クライアント企業は「紙の印刷物」と「デジタルスタンプラリーのイベント」それぞれで発生するデザインや訴求ポイントの調整をワンストップでできるためイベント開催までの工数を削減できます。
また、地元に根ざしている印刷会社様だからこそできる魅力的なコンテンツ制作力を存分に活かし、お客様が商店街や観光地に来たくなるようなものを生み出すことができるのではないでしょうか。
さらに、スタンプラリーイベント開催にあたって、参加してくれた方、スタンプを全て集めた方に景品やインセンティブを用意することが一般的です。その際にインクジェットプリンターやガーメントプリンターで作ったオリジナルグッズやノベルティーを提案することで新たな印刷ビジネス獲得にも繋げることができます。
※ガーメントプリンターで製作したオリジナルグッズの数々
このように、地域密着でビジネスを続けられている印刷会社様だからこそできるイベントがデジタルスタンプラリーなのです。ぜひ“イベント集客施策の提案”で新しい地元への貢献、新しいビジネス獲得へのチャレンジをしてみませんか?
5. デジタルスタンプラリーを提案するノウハウがない… 印刷会社×リコージャパンの組み合わせだからできるイベント集客施策提案
紙の印刷物と併せたデジタルスタンプラリーの提案のメリットは分かったけど
- 実際にどうやってデジタルスタンプラリーを提案すればよいのか…
- どうやってデジタルスタンプラリーイベントを準備すればよいか分からない…
と思った印刷会社様にご紹介したいのが『リコーのデジタルスタンプラリーツール』です。
本ツールは、スタンプ押すために必要な“画像”や“紙の印刷物”を用意していただくだけで簡単にデジタルスタンプラリーを設定することが可能です。
また、自治体様、観光施設様等で実際にデジタルスタンプラリーイベントを取り組んでいるリコーの専門担当者がつき、スタンプラリーの設定~テストまでをサポートさせていただくので、初めての方でも安心して使用することが出来ます。
6. まとめ
いかがでしょうか。紙の印刷物のお仕事を担っていて、かつ地域に根差した印刷会社様がデジタルスタンプラリーを活用することで、地元の観光地や商店街活性化への貢献だけでなく、印刷ビジネス獲得を狙うことができるのです。
「地元を盛り上げたい!」「観光地に人を集めたい」と思っているクライアント企業に地元の魅力が分かり、印刷物のノウハウがある印刷会社様と紙の魅力が分かり、デジタルのノウハウがあるリコー。両社の強みをかけ合わせることで生まれるデジタルスタンプラリーを活用したイベント集客施策提案を進めてみませんか?
もっとデジタルスタンプラリーについて知りたい!スタンプラリーを活用した地域活性化事例を知りたい!と思った方はぜひこちらをご覧ください。
また、実際にデジタルスタンプラリーを使ったイベント施策をやってみたいと思った方はこちらからお気軽にご連絡ください。