レザックはPOD機で刷れる!?差別化提案で売上アップを目指そう!

レザックはPOD機で刷れる!?差別化提案で売上アップを目指そう!

デジタル化の流れが加速し、紙の印刷物自体のニーズも減少傾向にある昨今、印刷市場における顧客獲得の競争はますます激化の様相を呈しています。
そんな中、印刷会社の皆様は、「他社と違った提案をして売上を伸ばしたい!」「けど、新しいことを始めるのはリスクもあるし、大変だ…」と頭を悩ませているのではないでしょうか?
心機一転で新しいビジネスを始めることは時間も費用もかかり難しいかと思います。
そこで本コラムでは、既存のビジネスにひと工夫することでできる提案やビジネスをお伝えします。

今回Print Compass事務局が着目するのは、印刷業界にとって身近なメディアである凹凸紙「レザック」です。
レザックとPOD機を活用して今すぐ実践可能で売上拡大に繋がるビジネスアイデアをご紹介します!

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目次

1. レザックとは?

「皮のような」という意味の“レザーライク”が用紙名の語源になっている「レザック」。発売年を表す数字を組み合わせて名前が付けられていますが、中でも「レザック66」(1966年発売開始)は印刷会社のみなさまには、「表紙で使う特殊紙」として広く認知されているのではないでしょうか。

レザック

凹凸のある見た目は一般的なコート紙や上質紙よりも高級感を感じさせるため、主に「卒業アルバム・文集」「論文」「記念誌」「契約書」などの特別なイベントやタイミングで渡す印刷物に活用されることが多い用紙です。

2. レザックを小ロットで! その魅力とは!?

レザックを印刷する際、一般的には「軽オフを使ってスミ1色刷り」で利用されている印刷会社様も多いかと思います。
普段から当たり前に扱っている“レザック”ですが、この用紙を使ってお仕事する上でこんなお悩みはないでしょうか?

  • スミ一色の印刷だけだと他社との差別化が難しく、コスト勝負になりがちになる…
  • かといって、スミ色以外を軽オフで出そうとすると段取り替え作業が発生し時間もかかる…
  • 職人の高齢化や次世代のオペレーター不足により今後の軽オフ活用に不安がある…

等々、今後はクライアント企業に選んでもらえるような差別化提案をしつつ、人手不足や技術伝承という課題も乗り越えていく必要があります。

このような時代の流れを踏まえつつ、上記のようなお悩み事を解決し他社との差別化を図るのにPOD機が役立ちます。

POD機は、小ロット印刷も対応可能となるので、大きいロットでの受注が少ない文集等の印刷物も新規で請け負うことができます。
また、フルカラー印刷に対応し、印刷する際に画像や名前をバリアブルで入れることが可能なため、軽オフではできなかった特別な印刷物を生み出すことができるようになります。
今の時代に合った『より表現力が高い』、『価値のある印刷商材』をクライアント企業に提供することができるようになるのです。

フルカラー印刷をしたレザックサンプルの数々

※フルカラー印刷を実施したレザックサンプルの数々

3. クライアント企業に今までとは違うレザックの提案はいかがでしょう?

従来、レザックを活用した契約書や卒業アルバム・文集は、同じ表紙を一律で印刷することが多いと思います。
今後はそのビジネスに一手間加えて、他社と差別化ができる提案をしてみませんか?

POD機を使い今まで受注していた印刷物をフルカラー印刷にすることで、紙で残したい思い出の文集やアルバム、表紙のイラストや写真が鮮明に表現できるようになります。思い出の印刷物がより特別で大切なものになるでしょう。

さらに、卒業アルバム・文集の表紙に生徒の思い出の写真と名前をバリアブルで印刷することで「世界に1つだけの卒業アルバム・文集」を提供することが可能となり、“卒業”というイベントをより特別な思い出にするという付加価値のある提案ができます。

卒業アルバム表紙イメージサンプル

※レザックを使って印刷した卒業アルバムサンプル

また、レザックの質感を活かしてフルカラーの名刺をクライアント企業へ提案するのはいかがでしょうか?
普段何気なく使用している名刺がレザックを活用することによって見た目だけでなく、触り心地でも相手に印象づけることができるでしょう。
デジタルの時代だからこそ顔を覚えてもらうため「名刺交換」という機会を活かし、自分を売り込むきっかけ作りに最適なご提案をしてみてはいかがでしょうか?

レザックを使って印刷した名刺サンプル

※レザックを使って印刷した名刺サンプル

このように、レザック×POD機をかけ合わせることで既存のクライアント企業へプラスオンする提案が可能となります。
従来のレザックの特徴に加えて思い出に残る演出を通してクライアント企業のお客様に感動を与えたり、ビジネスに貢献することで顧客満足度向上を狙うことができます。

4. POD機でレザックの印刷ができるの!?

さて、レザックのような凹凸紙をレーザープリンターで印刷すると、凹んでいる部分への印刷が白抜けしてしまうことが多く、「レーザープリンターでレザックは印刷できない」という印象を持っている印刷会社様も多いのではないでしょうか?

RICOH Pro Cシリーズは用紙メーカー様と検証を重ね、凹凸にきれいにトナーを乗せることができるようになりました。そのため、前段でご紹介したような「フルカラー印刷」や「バリアブルな画像・写真の印刷」を実現することができます。

比較画像

※左:RICOH Pro Cシリーズで印刷したもの
 右:一般的なレーザープリンターで印刷したもの

記念誌や卒業文集・アルバムなどどんな活用シーンでも、RICOH Pro Cシリーズであれば普段のレザック印刷にひと工夫を加えたオリジナルな印刷物が作れるようになるのです。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか?他社との差別化ってどうすれば・・・という疑問を、印刷会社様にとって身近なメディアであるレザックを活用してできることをご紹介しました。

現状「レザック=スミ一色」というイメージを、印刷会社様だけでなくクライアント企業も当たり前のように持っているかもしれません。だからこそ、いつも提案している印刷物に対して、今までと違った付加価値提案を行うことで価格競争ではない新しい信頼関係が生まれ今後のビジネス獲得に繋がるのではないでしょうか。

まずは身近なクライアント企業にレザック×POD機でできる付加価値提案に挑戦してみませんか?

実際にPOD機で印刷したレザックのサンプルを見てみたい、どんな提案が出来るのか知りたいと思った方は以下のサイトから無料でサンプルを入手することができます。
気になった方はぜひご覧ください!

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