売上アップを目指す
2024/01/09
今、印刷会社で期待度急上昇! 枚葉インクジェットプリンターに関する関心や市場ニーズのアンケート
印刷物の多品種化・ロットの減少&デジタル化の波は確実に高まっていますが、オフセット印刷機からデジタル印刷機への移行についてコスト、品質、生産性などの理由からハードルが高いと感じている方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、多品種中ロット対応、技能継承対策、省人化対策などの課題を解決することは、今後印刷ビジネスを継続していくためには、避けては通れない喫緊の課題のため、悩ましいところかと思います。
そこで、Print Compass編集部では、印刷会社様を対象にデジタル印刷機とオフセット印刷機の使い分けや、今後の導入計画をどのように考えているのかアンケートを実施しました。
- 他の印刷会社はオフセット機を入れ替える場合、次はどのように考えているのだろうか?
- オフセットの仕事をデジタルに移行することは出来るのだろうか?
このような疑問について、回答いただいたデータを集計し、内容をまとめました。
本コラムでは、そのアンケート結果の一部をご紹介させていただきます。是非、ご覧ください。
また、アンケートの全結果については、以下のリンク先からダウンロード可能となっております。
是非今後の戦略策定にご活用いただければ幸いです。
ノウハウの実践方法をまとめた
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オフセット印刷機を入れ替える場合、次の設備はどのようにお考えですか?
大ロット印刷が減少傾向にある中、次の設備はどのように考えているかをお聞きしました。
回答結果がこちらです。
「枚葉インクジェットプリンター」と回答いただいた方が最も多い回答となりました。
また、オフセット印刷機から再度、オフセット印刷機を入れ替えるという回答が23名なのに対し、今後はデジタル印刷機に入れ替えていくと回答した方が53名と倍以上の方が、デジタル印刷機に入れ替える考えがあるという事が分かりました。
ロットの減少や、人材採用の難しさなどの観点から、今後はオフセット機をデジタル機に入れ替える「オフセットtoデジタル(O to D)」、の流れや、オフセット機とデジタル機を併用して生産性や効率を上げる「オフセットwithデジタル(O with D)」を考えている印刷会社様はかなり増えてきている、と言えそうです。
また、デジタル機の中でも特に期待度の高いのが枚葉インクジェットプリンターという結果となりましたが、印刷会社の皆様は、枚葉インクジェットプリンターでどのような印刷物を印刷したいとお考えなのでしょうか?
枚葉インクジェットプリンターで印刷したい印刷物はどんなものでしょうか?
全ての印刷物にまんべんなく意見が分かれました。
「枚葉インクジェットプリンターだから出来る印刷物」というような、固定された印刷物ではなく、柔軟に幅広く対応できるという特徴があるからこそ、多種多様な印刷物に印刷してみたい!との意見が多くなったのだと思われます。
この回答からも、枚葉インクジェットプリンターが、オフセット印刷機に変わるデジタル機としての機能、仕事を期待されていると言えます。
では最後に、導入する際の補助金活用の検討状況について少し見てみましょう。
枚葉インクジェットプリンターをご検討される場合、補助金の活用はお考えですか?
補助金について「考えている」、「活用できる補助金が知りたい」を選んだ方が57名中31名と、補助金を活用した枚葉インクジェットプリンターの導入を考えている方が多い事が分かります。
また、補助金の活用を検討したいが、そもそも補助金について「分からない」を選んだ方も多くいらっしゃいました。
印刷会社様が活用しやすい「ものづくり補助金」や「事業再構築補助金」については、Print Compass内でも活用に向けたヒントやポイントなどをご紹介しています。
最新情報も随時更新していますので、是非こちらのコーナーもご参照下さい。
まとめ
アンケートの結果をご覧いただきましたがいかがだったでしょうか?
改めて枚葉インクジェットプリンターへの期待の大きさを感じていただけたのではないでしょうか?
今回のコラムで公開しているのはアンケート結果のほんの一部です。
アンケート全結果は、下記リンクより無料でダウンロードいただけます。今回ご紹介した内容以外にも、さらに面白い結果が満載の資料となっておりますので、是非ダウンロードしてお楽しみ下さい。
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また、リコーでは、この度商用印刷市場向けに枚葉インクジェットプリンター「RICOH Pro Z75」を新発売しました。「低ランニングコスト」「自動両面印刷対応」「高生産」「スキルレス」に注力し、印刷事業者様の課題解決を後押しできる商品となっています。こちらも是非ご覧下さい。