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クライアントに響きやすい封筒提案とは?特色×特殊紙で、特別感のある封筒+同梱物を提案しよう!

クライアントに響きやすい封筒提案とは?特色×特殊紙で、特別感のある封筒+同梱物を提案しよう!

皆さんは、封筒で送られてくるものと言われて何を思い浮かべますか?
請求書や自治体からの案内、証券会社からのレポートなど通知系のDMもあれば、企業から送られてくる商品やサービスをおススメする販促系DM、家族や友人から送られてくるバースデーカードなどもあるかもしれません。

今回のコラムでは、デジタル印刷で今後どんな封筒ビジネスが展開できるのか、その可能性を探っていきたいと思います。

コラムの中では、リコーが提案する効果的なDMのアイディアもご紹介します。

ノウハウの実践方法をまとめた
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目次

1. クライアントが封筒に求めるものは!?

クライアントが封筒に求めるもの。それはお客様の反応です。
何らかのアクションをしてもらう目的のDMでも、手渡しの封筒でも、手に取ったお客様に開封してもらい中身を見てもらって、Webサイトの閲覧や次回来店などの次のアクションをいかに行ってもらえるかが、カギとなります。つまり、印刷物を発注するクライアントは、お客様からのレスポンス(販促効果)を引き出してくれる封筒を望んでいるわけです。

リコージャパンが実施した印刷物を発注するクライアント500人に聞いたアンケートでも同様の回答が得られています。

Q:紙の販促物に求めることについて<販促効果・コスト・品質>の中で優先順位を教えてください

クライアントが紙の印刷物に求めているのは販促効果。販促効果が高い印刷物なら、制作費用が上がっても検討すると回答したクライアントは、なんと7割以上にも上ったのです。
DMは直接顧客に情報を届けることができる、メルマガやWeb広告ではリーチできないターゲット層にアプローチできるなどの特徴があり、現在でも多くの企業が取り入れている宣伝方法です。ぜひ、販促効果の高いDMを提案していきましょう!

また、デジタル化の流れのなか、DMだけでなく営業に使われる封筒も小ロット化が進んでいます。そんな時流に対応すべく、小ロット対応に強いデジタル機で印刷でき、販促効果を上げる封筒や同梱物についてご紹介していきます。

2. 開封率UPの決め手は?

皆さんが販促系のDMを受け取られた時、開封するかどうかは何をもって判断されますか?封筒に書かれたキャッチーなコピー、送付元の企業がどこかなど判断材料は色々あるでしょうが、封筒それ自体も開封される際の判断材料になるのではないでしょうか?
特に一般的な白色の封筒ではなく、いかにも高級そうな特別感のある封筒でDMが届いたら、「あれ、何のDMだろう?」と思わず開けてみたくなるのではないでしょうか?

ここで濃色系の封筒にシルバートナーを使ったDMをご紹介します。

シルバートナーを使ったDM

封筒自体も特別感を感じさせるミッドナイトブルーの濃い色の封筒を使っただけでなく、宛名やロゴもシルバートナーで印字することで、さらに特別感や高級感を感じさせるものになっています。

封入物

封入物は、封筒の印刷で使ったシルバーを全面に引き、厚紙を使ったインビテーションカードと、逆に印字部分以外は透けるタイプのトレーシングペーパーを使ったフォトフレームも同梱したDMに仕上げています。
販促系DMに濃い色やゴールドなど特別感満載の封筒を使うと、開封率や同梱されているチラシからのQRコードアクセス率が格段にUPするのです。

リコージャパンが行った同じウェビナー集客目的のDM施策でもそのことが証明されました。片や高級感のあるブラックの封筒にゴールドやシルバー、ホワイトなどの特色トナーで印字して送ったDM。

特色トナーで印字して送ったDM

片やはがきサイズの圧着DM。

はがきサイズの圧着DM

結果、ウェビナーページへのサイトアクセス率を比べてみると、特別感のある封筒で送ったDMのアクセス率が10.5%だったのに対し、圧着DMの方は0.6%と、およそ17倍もの差が出ました。
たかが封筒、されど封筒です!
1通当たりの制作費はもちろん封書型DMの方が高いのですが、費用対効果で見ると、封書型DMの方が圧着DMに比べ5分の1以下の費用でサイトアクセスしていただけた結果となりました。

受け取ったお客様にとっては、濃色の封筒は何か特別な招待状を受け取ったようなそんな気持ちになられたのかもしれません。封書型のDMの場合、受け取り手の第一印象を決めるのは封筒です。開封率UPのためにも、封筒に工夫を凝らしてみてはいかがでしょうか?

▶実証実験の詳細を記したリコーの紙DM実践レポートPart2はこちらからダウンロードできます。

3. レスポンス率を上げるには!?DMの封入物も大切!

封書型DMは、もちろん封筒の中にお客様に届けたい大切な情報を入れて送ります。封筒を工夫してせっかく開封率が上がったとしても、封入物の情報が魅力的なものでなければ、ユーザーは反応してくれません。情報それ自体も大切ですが、それを伝えるクリエイティブも重要です。

2024年の秋には郵便料金値上げも予定されており、今後DM自体の発送数や発送ロットは少なくなることが考えられます。印刷事業会社がDMビジネスを強化していくためには今までのやり方では難しいでしょう。
そのための解決策としてオススメなのが、「小ロット対応のデジタル印刷」で「封筒・封入物それぞれの訴求力を高めること」だとリコーは考えます。

ここでもう一つのDMをご紹介します。

ゴールドトナーで印刷した白色の封筒

こちらは白色の封筒にゴールドの特色トナーを使って印刷した封筒です。

ゴールドトナーを使った封入物

封入物にも封筒と同じようにゴールドのトナーを使い、高級感を演出しています。 こちらのDMは高級マンション内見会のご案内DMですが、ターゲットを地域や収入などで絞り込み、DM自体も高級マンションにふさわしいデザインに仕上げています。

▶スペシャルカラーと特殊紙を使った特別なDMサンプルはこちらからご請求できます

ここで面白い実験結果をご紹介します。
同じ内容、同じデザインなのに、普通のCMYKで印刷したものと、ネオンカラーなどの特色を使ったものとでは大きな差が出たという実験です。

4. <実証実験>特色トナーを使ったサンクスチケットvs プロセスカラーのチケット
イベント会場で受け取ったお客様はどちらのチケットに反応するのか!?

2023九州印刷情報産業展のリコーブース内で、特色トナー(ネオンイエロー)のサンクスチケットとプロセスカラー(CMYK)のサンクスチケットをお客様に配布し、ABテストを実施しました。

特色トナーとプロセスカラーのABテスト

左が特色トナー(ネオンイエロー)を使ったチケット、右がプロセスカラーのイエローのチケット。両方とも同じデザイン・仕様で、裏面のQRコードを読み取ると、無料でリコーのオンデマンドプリンターで印刷したサンプルがもらえるという仕掛け。
どちらのチケットから、サンプル請求ページにアクセスしてくれるのか効果を測ることにしました。
さて結果は?

お客様が反応したのはどちらのチケット?

特色トナーを使ったチケットからのサイトアクセス率は、22.0%(約5人に一人)とCMYKの2倍以上、アクセス時間も倍以上という結果になりました。

ABテスト結果

さらに、実際QRコードからサンプル請求やお問合せをしてくださったお客様の数も、特色トナーを使ったチケットの方が倍以上と、コンバージョンにも影響を及ぼすことがわかったのです。

この実証実験によりわかったことは

  • 同じデザイン・仕様なら特色トナーを使った印刷物の方がCMYKのみの印刷物よりもお客様の反応率が高い(サイトアクセス率が高い)
  • 特色トナーを使った印刷物は、お客様の行動喚起率も高い(コンバージョン率も高い)ということ。

▶特色トナーの実証実験についての詳細レポートはこちらからダウンロードできます

以上、リコージャパンが行った実証実験の結果をご紹介してきました。
イベント会場におけるサンクスチケットの事例でしたが、DMの封入物や営業の方が手持ちする営業ツールについても同じことがいえると思います。
DMや営業ツールをお届けしたお客様にアクションを起こしてもらうには、封入物の情報もお客様のアクションを促すようなクリエイティブにする配慮が必要です。同じデザインでも特色トナーを使うなど、手軽なことから始めてみてはいかがでしょうか?

5. まとめ

リコーの実証実験や2つの封書型DMのアイディアをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
DMに求められているもの。先ほども述べましたが、それは顧客からのアクション(レスポンス)です。
お店に来てもらう、商品を購入してもらう、Webページを見てもらう、資料を請求してもらう、セミナーに参加してもらう、企業に対するブランドや企業イメージをUPしてもらうなど、顧客に望むアクションは色々あるかと思います。
DMを見てもらうための工夫については、既にお伝えしたように、封書型のDMであれば、高級感・特別感のある封筒を使ってみるなどが効果的かと思います。
更にアクションを起こしてもらうためには、やはり顧客が思わずアクションを起こしたくなる仕掛けやクリエイティブが求められます。

特殊紙やスペシャルカラーを活用することで、小ロットの特別感を感じさせるDMや営業ツールを制作することが可能です。

様々な封筒に印刷でき、販促効果の高い特色トナーにも対応、さらに高級感のある厚紙や、目を引く特殊紙にも印刷可能なPOD機があります。
それはRICOH Pro C7500。
今回は特別に皆様にその実力値を知っていただくため、様々な封書型DMサンプルをご用意しました!
ぜひお手元にお取り寄せいただき、ワクワクするような様々なDMサンプルをご覧ください。

DMサンプル写真

▶封書型DMサンプルのご請求はこちらから

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